日記
寿司チェーンで妻と並んでいたとき、メニューに「アイスランド貝」を見つけた。 アイスランド貝。なんだろうね、これ。産地なのか、種類なのか、それとも誰かがそう呼び始めただけなのか。妻に「これ何なんだろうね」と話しかけたら「確かに」と返ってきて、…
3500円で4時間 新宿の末広亭に入ると、古い木とかすかにカビた空気の匂いがした。 お世辞にも綺麗とは言えない内装だけど、むしろ昔ながらの世界観を残すことに徹しているとも取れる。入った瞬間、妙に緊張が解けて、集中できる感覚があった。祖父母の家の匂…
1月末、用を足したら床が濡れていた。 ウォシュレットの配管から漏れていた。水道業者を呼んだ。「ネジを締めてみましょうか、8000円ですが」という提案に、直るかどうかわからないまま頷いて承諾した。工具で2〜3箇所締めただけで直らなかった。その場でお…
好きなミュージシャン、口下手な人が多い 妻にそう言われたのは、最近のことだ。 言われてみると確かにそうだった。インタビューで言葉を選びすぎる人、メディアにほぼ出ない人、余分なことを喋らない人。なぜそういうミュージシャンに惹かれるのだろう。 た…
社会人生活8年目の節目に以前の記事について再考する。 sciencecontents.hatenablog.com 推薦を頼まれて、返事に詰まった ある日、知人から「うちの会社、人を探してるんだけど、誰かいい人いない?」と聞かれた。小さな会社なら、このような依頼は珍しくない…
近所の古本屋で、雑に本が並べられた棚を漁っていた。 そこで都築響一『捨てられないTシャツ』に指が引っかかった。 表紙の生活感が生々しい。理屈より先に「これ、うちにもある」と思って買った。 家に帰って読みはじめてから、ふと思い出した。 引き出しの…
先月、社内の打ち合わせで「AIを入れるので、この業務フローは来期から変えていこう」と言われた。反射で「じゃあ何を勉強すればいい?」と考えた。けれど、話を聞くほど違和感が増えた。 「その判断、誰が最終責任持つんだろう?」「例外処理は? 仕様に乗…
最寄りの駅前から商店街へ抜ける道を歩いていた。夜の看板がやけに明るい。ふと目が慣れてくると、同じ匂いが何度も刺さる。赤い看板、豚骨醤油、ライスの気配。数えたら、家系ラーメンが短い距離に何軒も並んでいた。正直に思った。 「こんなに要るのか?」…
葛飾北斎の展示を見た帰り、駅までの数分、ずっと考え込んでいた。展示作品が凄かったからでもある。でもそれ以上に、頭の中に残っていたのは別の感覚だ。 hokusai2025.jp 見たあと、自分の言葉や表現の感覚が増えていく感じ。 さっきまで「なんとなく迫力が…
妻がどこからか貰ってきた「あさみみちゃん」のコミックを居間で見つけた。 ふだんこういう本は読まないんだけど、興味本位で読んでみたら、深読みがはかどった。 あさみみちゃん 作者:あさみみ 宝島社 Amazon 「あさみみちゃん」を読んでいて、まず浮かぶの…
諸事情が重なって、しばし休養した。 予定を詰めたり、前へ進めたりするのが当たり前だった生活が、急に止まる。 止めざるを得ない。すると、普段は見えないものが、遅れて視界に入ってくる。 結果的に、休養は「何もしない時間」ではなく、いろいろなものの…
1/19コスメ展示会@東京ビッグサイトに参加した。 学びの機会を与えて貰ったことには感謝だ。 目的は自社のオリジナル原料 CELLAMENTの顧客開拓だった。 研究開発現場として展示ブースのヘルプをしに行ったわけだけど、 ブースに来る人が何に興味をもって来る…
職場のミーティングで話題にあがったこと 「食品生産の現場にもSDGsの考え方を適用しなくてはならないのだけど。。。」 食品業界でキャリアを積んだ長老メンバーが言った。 環境負荷を下げなくては。話の背景にはそれがあるらしい。 が、どこか煮えきらない…
仕事で毎日のように培養液を使っている。 培養液とは動物細胞を生かしたり増やしたりするための液体で、培地とも呼ばれる。 ラボでは超がつくほどの消耗品だから、大抵は薬品用の冷蔵庫に入っている。 実験者は使う時に冷蔵庫から取るだけで良い。 ありふれ…
ものすごい曖昧な話。 「仕事で乗り越えた経験は何かある?」 そんな話題を振られたことがある。 虚を突かれた感じになって曖昧な返答しかできなかったのだが、 敢えて言語化してみようと思う。 恥ずかしながら、キャリアアップを話題にするネット記事のよう…
自分が所属するベンチャー企業に限らず、 小さな会社の採用は縁故採用が見られることが多い。 それは社内メンバーの昔からの友人だったり、前職の同僚だったりする。 全く素性も知らない相手より、人となりを知っている人間の方が安心して会社に推薦できる。…
コミケ(C100)行ってきました。 当日は待機列にいた最中に土砂降りになったりとイレギュラーがありました。 まだ入場規制などあるものの、前回C99に比べれば動員人数も増えて コロナ禍以前の賑わいが戻りつつある様子でした。 今回も同人誌を色々と買ったの…
なんてこと無い話 ここ1年近くPanpanyaの短編を気に入ってリピート読みしている。 初めて知ったのは上野駅の駅ナカ書店で見かけた時だった。 店頭のオススメ新刊コーナーにあったのを手に取って衝動買いした。 買ったのは2021年の新刊「魚社会」だった。 画…
マスクを着けて外出してるんだけど、 ティッシュで鼻かんだり水を飲んだりする時にマスクを外すと マスクを着けたままでは感じ取れない匂いが入ってくる。 そんな時に思ったけど、この2年弱でマスクを着けてたから 感知できなかった匂いがどれだけあるだろう…
去年11月に引っ越してから、家から海への距離がグッと近くなった。 気が向いたときは自転車を走らせて浜辺を散歩したりしている。 冬でも浜辺まで行けばうっすらと潮の香りがする。 でも、あの潮の香りってなんだろう? 今まではミネラル分が鼻に着くのかと…
つい数日前、関東の大雪で久々に積雪を見た。 夜に職場を出て、所々積もっているなかで自転車を走らせて帰ったのだけど、 夜にも関わらず外が明るくて驚いた。 道脇に積もった雪に街頭の光が反射しているようで、 日も暮れたのに夕方並に明るく感じた。 そん…
浜辺を散歩していたときの話 浜辺に打ち上げられている竜骨を見た。 ただの流木にも見えるが、きっと龍の背骨辺りに違いない。 ヒレのように棘が等間隔に並んでいるから、そうに違いない。 にしても、なぜこんな所に骨が置いてあるのか? 空を見渡すと鳶が飛…
モノやサービスの価格について考えさせられた。 じっくり考えればアタリ前の事実なのだが、日々の生活でそれを意識することは少ない。 会社の転勤に伴い、この10月に引越しをした。 引越し業者の繁忙期である10月に諸々調整するのは簡単でない。 会社都合の…
※画像はイメージ この10月から生産現場の仕事に異動した。 個人的には前向きな異動だった。 これまでラボの中で通常の培養しかやったことが無かったから、 大きな培養タンクを使ってるからして見える景色が全然違う。 今まで以上に培養エンジニアらしい経験…
毎日を生きてると不思議なことがある。 七不思議っていうんでしょうか。 1.何だコイツ?って思うやつほど結婚してる これホント何なんですかね? 良い奴と思った人間ほど孤独だったり、 明らかに人間的に嫌なやつほど結婚してたりする。 ただ良い人は結婚…
シンプルに家事が面倒くさい時がある。 そんな時、家事を代行してくれる存在がいると有り難い。 でも、見ず知らずの人間と空間でご一緒するのは気が引ける。 それに、そんな金も無い。 じゃあ、ロボットがいたらどうだろう? これならあまり気も使わずにいれ…
今年になってから、何となく面白そうと思う映画を観に映画館へ足を運んでいる。 最近だと『サイダーのように言葉が湧き上がる』を観た。 全体を通して画面の色彩が豊かなのが印象的だった。 Never young beach が主題歌を担当していた点も気に入ったポイント…
平沢進が好きだ。 音楽そのもの、ライブの世界観もそうだが、 なによりもアーティストとしての作品作りに対する考え方、人となりが好きだ。 twitter.com その中でも、1990年代インターネット黎明期の 彼のインタビュー内容は特に印象的だった。 この内容は、…
かれこれ12~13年くらい洋楽を聴き続けている。 その中でも Donald Fagenと Walter Beckerのバンド Steely Dan はベストアーティストだと思ってる。 Fagen はなかなか来日公演を行わないアーティストなのだけど、最近では特別ユニット "Dukes of September" …
あと1日で2019年が終わる。 記憶が新しいうちに2019年の振り返りをしてみたい。 今振り返れば、今年は総じて物事との向き合い方が大きく変わった年であったと思う。 ここでいう物事というのは、表現活動、仕事、自分自身を指す。 表現活動について コミケを…