東京芸大に「メディカルアート」観に行ってきました。
ジム通いで慢性的筋肉痛に悩むKeitaです。
今日は真面目な話をしよう!(鼻☆塩☆塩)
昨日、東京芸大で行われた展覧会
「はじまりは、久米桂一郎から」
を見に行ってきました。
久米桂一郎さんとは、その昔東京芸大で長年教壇に立っていた
解剖美術の先生だったらしいです。
医学の視覚化に多大なる貢献をした方であります。
僕は普段から「サイエンス3DCG」を掲げて活動していますが、
「分かりづらい物を視覚化する」という点では
3DCGもメディカルアートも変わりないです。
そういう理由から興味が湧いて展覧会に足を運んでみました。
しかし、一番の目的は「膵臓と胃のモデリング技術を学ぶ」
ワークショップでしたけど。そこはやっぱり外せない。
近いうちに実際に作ってみた作品を紹介しますよ。
展覧会詳細はこちら
https://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/news/2015/pdf/111301.pdf
会場には巨大な骨格図やら石像やらがひしめいていたのが驚きでしたね。
百年以上前から視覚化に関わる研究は盛んに行われていたことが分かります。
意外と歴史が深いのも、視覚化業界の驚くべきところでしょうな。
特に印象的だったのが、科学者と芸術家の人体に対する捉え方・視点の違いが実感できた部分です。
例えば、ある芸術家は「双生結合児」を見て、
「体は1つ、心は2つ」と捉え、その精神的な所在について語る人も居たりとか。
こういう新しい世界を取り入れるということは非常に面白いもんです。
医学業界では2Dの芸術チックな絵の需要も未だにあるので、今後無視できません。