培養X年目の与太話

培養、与太話

細胞培養と与太話で生きてます。

コミケ(C90)で「培養肉作って食べてみた本」出した話

お久しぶりです、Keitaです。 先日のコミックマーケットでのサークル出展レポートを書こうと思います。 13901597_955111904614927_9033032293141175205_n.jpg 今回、Hanyu氏のサークル "Cyanos Files"に委託の形でお邪魔し、評論本を販売しました。 題名は「人工培養肉作って食べてみた本」(サークル名:Co-Lab)です。 Shojinmeat Projectとして学外でおこなった研究をまとめました。前日の下見で「ポスター作った方がエエな・・」と考え急遽ポスターを制作して掲示しました。 これが功をなしたのか、道行く人々が引いたような顔で興味を持って頂けました。 コミケ運営会側でも「ヤバイサークルが来てる」との噂がたち、見に来られる方も 多かったです。大変お世話になりました! CodfKG4VYAAXacp.jpg CodfKG3UkAEhoG7.jpg 13996224_955112217948229_4413551780022447347_o.jpg 隣にはガチの「アダルトVRコンテンツ」が売られていました。積まれていた段ボールの山が開始から2時間余りで完売していました。やっぱりそっちの需要は強し!! さて本の内容ですが、世界で研究が進みつつある人工培養肉の 「実際のところ美味しいの?」「どうやってつくるの?」 「コストの問題は?」などなど様々な問題について解説しました。 13533235_10101584620864249_3268091321228911710_n.jpg 最後には「実際に調理してみた!」で締めくくり、死ぬほどエゲツナイ食レポになりました。 この実験で分かったことは「とにかく肉の量を稼ぐ必要がある」ということでした。 コミケには初参戦だったので、どの程度売れるのか皆目見当もつかなかったのですが 結果として118部の売り上げとなりました。有難うございました。 もしかすると夏の間に印刷した分がはけるかもしれません。 やはりコミケというイベントはかなり尖ったコンテンツとの相性が良いようです。 「面白い!」と思って頂けるとかなりの割合で手にとって頂けることが分かりました。 中には「これだからコミケは止められねぇ!」と叫ばれる方もいらっしゃいました。 現在、今回販売した評論本のとらのあな」への委託販売を検討中です。 コミケ後からTwitterを介して反響が大きかったのと、より多くの方に培養肉を知って貰うための対処です。 また次回の冬のC91でのサークル展示も応募が完了しました。 次回までにもっと内容を濃くした改訂版を新刊として販売予定です。 今回のコミケのレポートはShojinmeat Project代表のブログにも書いてあります。興味がある方は読んでみて下さい。 最後に・・・・・・ C90で販売された評論本のMVPは「婚活反省記」のようです。 それではまた!