培養X年目の与太話

培養エンジニアの与太話

細胞培養してます。与太話を食って生きてます。

ディスカッションで気付いた予期せぬ間違い!

どうもです。 急な気温上昇で意識がハッキリしないkeitaです。 今回はイベント報告をしたいと思います。 先週の日曜日、株式会社リバネスの超異分野学会に行ってきました。 なんのことかサッパリな方はこちらへ「3DCGを使うことで論文の質向上に繋がるのでは?」 と考え、内輪のメンバーで調査に踏み切ったわけですが・・・・・ 来場者の人々と話をしていてスゴーーク重要な間違いに気づきました。 というのも、今回は論文の質の指標としてImpact Factor (以下IF)を使ってみたんですが、 そもそもIFというのは「論文誌」の評価であり、「論文」自体の評価ではないんですよね。 同じ論文誌の中でも論文の注目度合や被引用回数も異なってくるんですよね。 実際、IFと3DCG使用率には関連性が無いようだったし もっと論文個別で見ないと駄目かな、というところです。 「それだったら、"論文内の3DCG使用率と被引用回数の相関"とかで調べた方が良いな。」 そう感じました。 研究者は基本的に多忙な場合が多いので、論文で情報収集するにしても 「分かり易い3DCG図画を使った論文orレビュー誌」に目が留まってそのまま読み込む なんてことは多いはずです。 また、それ以外にも発見がありました。 論文誌を漁っていると、どうやら研究分野によって3DCG頻度が偏ってくるらしいです。 例えば、結晶工学では結晶構造を使っている論文は多いようです。 イメージとしては、こんな感じの図です。 lecture5.png 材料系では素材を積み上げて機能をもたせるというコンセプトの場合、多層構造が多いですね。 イメージとしては、こんな具合でしょう。 multilayer.png 現状では「論文に3DCGを使う」こと自体かなり新しい試みの様で、 科学全体での有用性が示せていない部分があります。 恐らく、今は全く必要性が認識されていない研究領域でも 掘り起こせば3DCGが重要な意味を持つ場合もあるのではないでしょうか。 この点については、今後の検討課題なんですね。 何にせよ、イロイロ新たな発見ができたし次なる改善点があぶり出せたことは 大きな収穫だったのではないでしょうか??? 結論:出て良かった!! もう一度言いますが、 出て良かった!!