培養X年目の与太話

培養、与太話

細胞培養と与太話で生きてます。

中期的なScience 3DCGの行く先は??

皆さんもご存知かもしれませんが、3DCGの技術は日々進化を遂げているわけです。

例えば、最近になって「初音ミク」に触れることができる技術が開発されましたね。

あれはホントに凄かった・・・・。

世界からの反響も大きかった様です。

Oculus Rift で 初音ミク と握手をしてみた - Miku Miku Akushu

初音ミクと暮らしてみた ― Stay with Hatsune Miku in Augmented Reality environment

3D動画の出力にはOculus Riftを使っています。

こんな感じのブツです。

https://www.oculus.com/ja/rift/

この一例はVR(バーチャルリアリティ)が我々の生活にゆくゆくは大きく影響するだろうということを

示している、そう感じたわけですね。

一部の業界では、この技術をイケナイ方向性で応用しようとしている

部分も有るらしいです。それについてはご自身で調べて下さい。

(自主規制ww)

では、この技術は科学の分野、特にサイエンス3DCGにどのような影響を

及ぼすのでしょうか?

僕の予想では、

「視覚に強烈な研究のPVを作ってみたり」

「科学実験の3D体験ができるのでは・・」

と考えています。

特に実験体験に関しては、科学教育について非常に有利だと思います。

基本的に実験器具は値段が張るので、VRで済んでしまうのであれば圧倒的に

安上がりです。3Dデータ・映像データさえ保管できればスペースをとりませんね。

1つめの研究PVについては、現在の技術で十分に達成可能でしょう。

VR動画を外注すると100万単位のペイが発生する可能性アリなので、

結局は研究者自身がつくることが望ましいでしょう。

5万円くらいのOculus Riftが購入できさえすれば、壁は少ないです。

2つめの実験体験はさらに難易度があがるでしょう。

これには単純に視覚だけでなく、触覚(器具を触る感覚)、聴覚(化学反応時の音、

機材の作動音など)、嗅覚(薬品の匂い)など表現しなくてはならない部分が格段に

増えていくからです。

触覚についてはある程度再現できるらしいですが、まだ完全ではありません。

僕はまず、第一段階として

「視覚に強烈な研究のPVの制作」

を目指してみようと思います。

これより先にいくとなると、僕一人だけの力ではどうにもならないので。

近いうちに簡単なPVを作ってみようと思います。

知的財産の都合上、公開できるのはまだまだ先の話になりそうですがね。