培養X年目の与太話

培養、与太話

細胞培養と与太話で生きてます。

SIGというサイトについて

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どうもKeitaです。
新年になってもう4日ですね。早いですね。

 

普段はCG制作ばっかりやってる僕ですが、今年からはもう少し記事などのコンテンツ制作をしつつ、視野を外に広げていければと思っています。

 

そんなわけで今回は、共に記事制作をしている "SIG" というブログについてご紹介しようと思います。

 

scienceinterestgadget.com

 

このブログは「ひろやん」さんが運営する科学系個人ブログです。
スマホアプリやらFin-Techやら流行り物が「科学・テクノロジー」としてブログに書かれることが多くなった昨今、彼のブログは純粋な「基礎研究」「応用研究」をもネタにしています。非常に貴重な存在です。

 

 

そんな彼と関わり始めたのは去年の7月頃。
同じ科学系ブログを運営している人として、Twitterでフォローしたことが切っ掛けです。初めは興味を持った僕の方からコンタクトを取った経緯です。

 

 

その頃から Shojinmeat Project のメディア・コンテンツ部門に所属していた僕は、
純肉(培養肉)ネタを記事にして貰いました。これが最初の協同の記事でした。

scienceinterestgadget.com

 

この記事が意外にバズったのは良い思い出です。
公開からかれこれ半年経過していますが、未だに閲覧数上位10位に入っている記事です。コミケの後だから、というのもあると思いますが。

 

 

 

その後、似たような純肉ネタでWiredにも記事が上がりました。

wired.jp

 

純肉をだいぶネガティブに捉えた記事だったんですよね。
確かに事実として間違ってはいないのですが、必ずしもそうではないだろうと
思うところもあったわけです。

 

これについては書き始めると原稿用紙3枚では収まらないので割愛します。
純肉の背景を知りたい方は、ここのスライドを参考にどうぞ。

 

 

 

 

これについて「ひろやん」さんが反論したのが、その後の記事でした。
科学を愛する一人の研究者として、はたまた社会実装を加速させることをポリシーにしているブログ運営者として、彼の胸中が分かります。

 

scienceinterestgadget.com

 

 

という具合でネット界隈でも少しずつ純肉の認知度が高まってきたころ、
僕が共同執筆した『純肉作って食べてみた本』の第1弾がコミケで頒布されました。
次にそのレポート記事を寄稿させて頂きました。
また、会場の別ブースにて頒布されていたバイオ系薄い本についても触れさせて頂きました。

 

scienceinterestgadget.com

 

 

最先端の科学技術が良くも悪くも注目を浴びることから、研究者・開発者がなるべくその全容をオープンにしていくことの重要性を書かせて貰いました。
また遺伝子組み換え食品」と同じ轍を踏みたくはありませんし。

 

元来コミケという場所に来る人々は、先端技術に対する感度が高い傾向にあります。
そんな意味でもコミケで科学コミュニケーションを取ったのはある意味正解でした。
Shojinmeat Project はあくまでも草の根研究団体なので、こういう場所で発表するのが金銭的・人的コスト面でも一番良いと思われます。

 

 

さてこのように何度か記事を執筆して貰ったり寄稿したりを繰り返した後、
「年内に後一つ大きな話題を放り込みたい」という僕の個人的な願いもあり、
こんな記事を書いて貰いました。

 

scienceinterestgadget.com

 

題名の通り「ニコニコ動画」に上げた「純肉作って食べてみた動画」についてです。
3日間で4万回再生に到達したのは2016年で特に印象深い体験でした。
もともとニコニコ動画にはニコニコ技術部というものづくり系ジャンルが
あるのですが、そこへ「生ものづくり」と称して放り込んだ次第です。

 

 

今後もSIGにはお世話になる気がしてなりません。
そしてこれから色々な方と絡むことで、更なる発展をしてくれることを願います。

 

 

なお、近日中に新しい記事を寄稿します。
どうぞお楽しみに。