Culture Square

細胞培養で文化を創りたい人間のブログ。基本日々の備忘録です。

単にCGを作るだけでなく・・・・・・

最近、CG制作案件をこなしていく過程で思ったことがあります。 「お客さんが希望するCGをただ作るだけで良いのだろうか?」 「もっと研究の発展に寄与できることがあるんじゃなかろうか?」 「長期的には何が出来るようになるのが好ましいのか?」 僕は普段、Science CGを作る人間、またはScience CG制作をコーディネートする立場として活動をしています。しかしそれだけでは、本当の意味でクリエイターにはなれないと思うんです。 このモヤモヤを明確なイメージに落とし込むのが難しいのですが、ザックリ言うならば 「CGはあくまでもツールであり、それを使った効果的なアウトリーチ手法を提案したい」 という具合です。 もっといえば 「学会発表用の動画を作りたい・・・」 「研究室サイトに載せる画像を作りたい・・・」 などの要望に応えるだけでなく、 「こういう見せ方をすると、注目され易くなります。」 「こういう場所でも使ってみては如何でしょうか?紹介致します。」 という提案も出来ると尚良しかなと。 ちょうど今月は科研費申請書類を死ぬほど書く時期になりますね。 聞いた話によると、書類には外部への研究成果アウトリーチ状況についての記述欄もあるとか。 そこをビッチリ記入すれば全て良しにはならないとしても、 実績があれば、社会還元をしっかり意識しているというイメージにも繋がります。 ではどんな方法があるのでしょうか? 1.ネット上での場合はどうか??? 以前デジハリの説明会で聞いた話になりますが、インターネットが普及した現在、デジタルを媒体とした情報伝達はいとも簡単に行われます。するとネットは膨大なサイトやら広告で溢れかえるような状態になるわけで。その中で研究成果を世に出していくにも、膨大な情報に埋もれてしまう可能性も少なからず、というところです。 そいうなると単にネット上でCG画像や動画を公開するだけでは、十分にポテンシャルが発揮されない場合も有り得ます。使用する場や方法を工夫する必要があるでしょう。 例えばYoutube。同様のCG動画は世の中に多数存在するため、公開するだけでは多くの人の目に触れない。 ここまで来るとCGを制作する技術というより、広告業界のスキルが必要になるような 気がしてきました。しかし、デジタルで成果を効果的に情報を拡散していくとなると、SEOやら 検索ワードの最適化などの部分も考えなくてはならないのが普通でしょう。 2.学会やポスター発表の場合は??? ネットと異なり、現行の学会では口頭やポスターによるアナログ発表がほとんどです。 となるとこの場合は、 「どのようなフォーマットで画像をポスターやスライドに組み込むか?」 「動画を如何に印象深く見せるか?」 という部分が重要になってきます。 前者は作成資料のデザイン、後者は演出スキルのようなものになりますが、デザインが絡む点では同じです。 デザインといえば、ここのサイトが色々と言及してくれてます。 最後に ここまでザッと挙げただけでも、提案できることが沢山あるようです。 有意義な提案をするためには、地道に経験値を積み上げていくしかないでしょう。 有効な研究アウトリーチ手法を探るには、 実際に研究をしている人に接するか、自分の研究発表に実際に使ってみるのが一番でしょうし。 道は長いぞ!!自分!