培養X年目の与太話

培養、与太話

細胞培養と与太話で生きてます。

科学コミュニケーションの本当の目的って??

こんにちは、今日も書いて行こうかと思います。 仕事の関係で「サイエンスコミュニケーションとはなんぞ??」という調査を する必要があったので、上司のハニュー氏が科学未来館に行ってきました。 その時に聞いた話です。 科学未来館.JPG (画像は wikipediaページ より引用) 僕らはScience CGを科学コミュニケーションに役立てるということを考え、事業をしています。 しかし、そもそも科学コミュニケーションとは何が目的なのか? その答えを科学コミュニケーターの方が教えてくれました。 ザックリ言えば、「段階ごとの科学リテラシーを持ち帰って貰うこと」らしいです。 というのも、科学未来館は幅広い年齢層の来場者を相手にしています。 大学生以上の方も来れば、ほとんど漢字も読めない幼稚園児の子達も来ます。 それぞれの年齢に合った科学リテラシーを身に着けて貰うことが一番重要とのこと。 例えば、 小学生以下であれば・・・・・「主体的に興味をもって貰う」 中高生であれば  ・・・・・「主体的に科学的に考えて貰う」 大学生以上であれば・・・・・「主体的に考えて判断して貰う」 という具合です。 これが科学コミュニケーションの目的であり、それを補助する切っ掛けをつくるのが 科学未来館の展示物のようです。言い換えれば、魅力的な展示物を通じて来館者と話す切っ掛けを つくっているんですね。 実物観察.jpg 結局は見せて、興味をもって貰い、対話する。この流れらしい その為か、科学未来館には割と斜め上を行くような刺激的な展示物が多い。 あれを一つずつ作るのも多くのコミュニケーターと職人が絡んでいることでしょう。 いずれにせよ、興味をもって貰うという初めの入り口が重要だと分かりました。 僕はやはり、この一つの手法としてScience CGが使えるのでは、と考えています。 単純ではありますが、やはり人は見た目に惹かれ易いのは言うまでもありません。 それにScience CG は見栄えと同時に、「理解のし易さ」というコンセプトで制作します。 press method.png 様々な検討課題が今後見つかるとは思いますが、Science CG はやはり 良い物だと日に日に実感が増してきています。 キャラモデル Ki式鏡音レン:ki 様 橙:うどん猫 様 アクセサリーモデル 実験台セット:鍋蓋 様 ステージモデル 友引高校風教室モデルセット:かれこみゅ様