【Science CG動画には必須です!】シグナル活性経路の3DCG動画で表現した時の絵コンテ
どうもです。
「動画を制する者は、科学コミュニケーションを制す」
という言葉が有ります。
これは僕が風呂に入りながら10秒で考えたそれっぽい言葉です。
信用性に欠けると思われるかもしれませんが、
やはり静止画よりも動画の方が話の展開が掴み易い。
特に分子細胞生物学みたいに、色々なタンパク質やら分子やらの動きを
含む者にはおあつらえ向き。
そんなわけで、まだ僕がScience CGを勉強し始めて間もない頃。
試しにGPCR活性経路(分生が勉強する人には当たり前の話)を3DCGかしてみようと考えた。
てなわけで制作を始めたわけなんですが、一旦全体の流れを作らないと動画制作の効率が
悪くなる。ということで絵コンテを制作してみました。
これがその絵コンテです。圧倒的なまでに初心者丸出しですね。
プロになるとより少ない情報量で描く人も多いらしいですが、今回は仕方ありません。
初心者とかそういう問題もありますけど、それ以上にScienceは過程が重要です。
途中の反応を詳細に書かないと間違えた反応経路が出来上がりますしね。
それにアニメ業界とは違って、セオリーみたいなものはまだ確立されていませんから。
動画である以上、カメラワーク(カメラ視点の動き)も考えないといけないので
わりと情報量は多めになっています。それと専門用語が多い点も改善の余地あり。
そして、そんなこんなで出来た動画がこちら
今思えば全くレベルが高い動画ではなかったんですが、当時(2年前)は半日くらい掛かりました。
多分、今なら3時間くらいで完成させられると思う。
Science CGにしても、アニメ制作にしても、一度「始まりから終わりまでを」順序立てて
組立てておくことは重要だということは分かりました。
今後、絵コンテを描く機会が増えた際には色々なテクニックを
このブログでも紹介しようと考えています。
ではでは。