こんなもの作りたいんですが・・・という時の3DCG活用法
どうも、明日の発表に向けスライド作りが架橋に入りつつあります。
今日も実験の待ち時間を使って、こうして情報を発信しております。
今日は先日、実際に学校(研究施設)で起きたエピソードについてお話しします。
僕がやっている普段やっている実験は、湿度が重要になってきます。
望ましくは50%以上の湿度が必要なんですが、この時期は乾燥しているので
良い感じでも30%くらいしかいきません。
正直、この時期は僕にとっては地獄の強化月間でしかありません。
最悪な湿度条件を改善する為、
・濡れたティッシュを敷き詰めてみたり
・小型加湿器を装置内にブっ込んでみたり
などなどやってみますが、死ぬほど湿度が上がりません。
というわけで・・・・・
"自分専用の加湿器を作ろう!!!!!"
と決心しました。
といっても加湿器をゼロから作るメカニックな技術は持ち合わせていないので、
研究室にあった加湿器をベースに機能を拡張することにしたんです。
とりあえず、装置の概念図を作ることにしました。
実際、こんな画像でも伝わる。
これを「モノづくり相談室」のドン、通称「キクチのオッチャン」に持っていきました。
Keita (以下 K ):「こんにちは」
キクチのオッチャン(以下 キ):「また廃材でも探してるの?」
K : (図を見せながら)「加湿器をこんな風に使いたいんですが、良い材料ありません?」
キ:「ナルホドね、これなら段ボールと使わないダクトホースがあるから使いなよ」
K : 「本当ですか!? 頂きます!」
キ:「ただしもうゴミ捨て場に捨てちゃったから、自分で拾ってきてね。自分でね!」
K :「・・・・・・・・・・・はい、分かりました。」
その後、イロイロ組み合わせてできたのが、これです。
何か、それらしい!!!
ほとんどは廃材からできています。
ゴミ捨て場から材料を漁っていた時は、人間としての尊厳を見失いそうになりましたが
大丈夫です。実際湿度は20%以上上がって環境は整ったし、代償分の物は手に入りました。
皆さんもモノづくりをするときは、3DCGで概念図を作ってみては?
例えレベルが高くなくても、素人の設計図より分かり易い図が描けるはずですよ。
それでは!!