今回は研究室の自己紹介ページを作る際の参考になる情報をご紹介します。
Keitaです。最近面白い活動をやったので、報告をしようと思います。
先月、とある大学院生の知り合いから研究室自己紹介ページの改定を頼まれました。
彼はこれから海外の大学の博士課程へ進学を希望しており、そのために研究室HPにある自分の紹介ページを改善したかったらしい。
というのも海外の大学では自己アピールを日本以上に重要視するらしく、
受け入れ側(入試担当)がウェブサイトをチェックするのだとか。
ビデオメッセージを送るように指定してくることも多いのも事実とのことです。
お互いにアイディアを出し合いながら、格闘すること1週間。
何とかページが出来上がりました。
http://sakailab.iis.u-tokyo.ac.jp/members/hayakawa/daichihayakawa.html
さて今回の取り組みで、主に3つのことが分かりました。
1.直感的に分かる画像を使うと良い。
サイトを見てくれる人間のほとんどが全くの異分野、または研究そのものに触れたことのない人間であることが多いでしょう。そんな人たちがサイトを訪問してくれた時を想定すると、やはり直感的に研究がイメージできる画像が1枚でもあった方が良い。
当然といえばそうなのですが、図の作り方自体にノウハウがあるので、
それはまたの機会に。
このページには僕が手伝ったCG画像も埋め込まれています。
初めて聞く研究内容でしたが、物理化学も習ったこともあり何となく研究のイメージは湧きました。
http://sakailab.iis.u-tokyo.ac.jp/members/hayakawa/research.html
2.Slideshare は使い勝手が良い!!
研究内容の詳細を掲載する際には、ある程度体系的にまとまった内容を載せたいもの。しかし、サイト用に再度研究内容をまとめるのは時間が掛かります。
そこで過去に学会にて使用した発表スライドを載せると良いでしょう。
勿論、ボスの許可を取ったうえでですが。
Slideshareというサービスをご存知でしょうか?
個人で作成したスライド(パワポやPDF)を公開して共有できるサイトです。
しかもこのサイトの凄いところは、公開したスライドを別のサイトに貼り付けることができる点にあります。
埋め込み方法はこちらから
3.HTMLは勉強しておいて損はない。むしろ出来た方が得。
改善前の状態が残っておらず前後で比較が出来ないのが惜しいところですが、サイトを構築するうえでHTMLは勉強しておいた方が良いと分かりました。これも当然なのですが。
最近は大体のHTMLソースの型がネット上に落ちていることもありますが、
それを使いこなすにもある程度知識は持っていた方がやり易いところがあります。
少しこだわったデザインにしたいならば尚更ですね。
僕も勉強中ですが、Progateというサービスで受けるオンライン講座は参考になります。大学のプログラミングの単位を落とした僕にでも取り掛かりやすい内容です。
以上が今回の取り組みで得られた気付きです。
研究室ホームページを改築する際は、是非参考にしてみてください。
ではまた。
研究の視覚化についてはこちらまで